火も電気も使わない、
自然と植物の力だけのディフューザー
春には花の香りを
梅雨には湿気を飛ばす、さわやかな香りを
暑い夏には清涼感たっぷりの雰囲気で
秋には森林系、冬には
ほっと温まるスパイス系の香りでと
季節や気分、場所によって香りを自由に楽しみます。
香りは天然100%のエッセンシャルオイルを使用して
無水エタノールで薄めて、リードスティックを挿すだけ。
部屋の大きさや置く場所によって
三角フラスコとリードスティックの長さを変えて
お楽しみください。
手作りの安心がいちばん心地いい
tecoloてころがおすすめするアロマディフューザーは
理化学用の『三角フラスコ』を使います。
木のスティックをアロマ液に浸し
香らせるアロマディフューザーが人気の昨今ですが
それらに共通しているのは、火を使わない
香りがいいということで
いろいろな場所で見かけることがありますね。
容器に入ったアロマオイルを
リードと呼ばれるスティックが液体を吸い上げ
空気中に気化させることで
部屋中に香りが広がります。
理科の実験を思い出すような、
どこかなつかしい三角フラスコ。
三角フラスコはガラスのビーカーで、
目盛りもついているので、計量がラクラク。
三角フラスコ(50mlサイズ)に、
無水エタノール50mlとエッセンシャルオイル50滴を入れ
軽く振り混ぜ、リードスティックを挿すだけ。
ナチュラルなアロマディフューザーが
出来上がります。
リードスティックは、木の棒(スティック)で
ディフューザースティックとも呼ばれていて、
材質は、ラタン(籐)やバンブー(竹)、アシ(葦)や
特別な材質で、できたものが出回っています。
どの材質がよいのか、
ラタン(籐)やバンブー(竹)のスティックで観察をしてみました。
バンブーのスティックはおだやかな吸い上げで、ちょっと物足りない感じ。
いっぽう、ラタンのスティックは適度に吸い上げ
香りの広がり方もふんわりと
香る程度で強すぎず、弱すぎずでいい感じでした。
ラタンとは?
ラタンは、籐(とう)とも呼ばれていて、
ヤシ科の蔓(つる)植物で籐細工にも使用されている植物です。
拡大してみると
レンコンのようです 笑
リードスティック10本を
三角フラスコに挿し、試してみたところ、
湿度60〜70%、気温22度ぐらいの一週間で
1日に約4mlの使用量。
下のレシピで、約2週間程度、香りを持続することが出来ました。
香らせる具合は、エッセンシャルオイルの濃度、湿度、気温、風などの環境に
大きく左右されますので、参考にしてください。
玄関や寝室、洗面台、お手洗いなど、
いろいろな場所で香りを変えて、芳香をお楽しみください。
暮らしにシンプルな彩りを・・・。
火も電気も使わない
自然と植物の力だけのディフューザー。
今回はラベンダーのブレンドエッセンシャルオイルを使用して
玄関に置いてみたのですが
ラベンダーのまろやか優しい香りで
そして、手作りの安心感が心地よく
家族を送り迎えしてくれています。
材料は無水エタノール、エッセンシャルオイル、
三角フラスコ、リードスティックのこれだけ。
(これは『手作りアロマディフューザーセット』)
使用するエッセンシャルオイルは
単独の香りでもよいですし、
2〜3種類をブレンドすると
香りに幅ができて楽しむことができます。
下記は濃度5%にしていますが
3〜5%のお好みの濃度にして
お楽しみください。
【材料と道具】
三角フラスコ(50mlサイズ)・・・1個
リードスティック(22cm)・・・5〜10本
無水エタノール・・・50ml
エッセンシャルオイル・・・50滴(2.5ml)
【作り方】
1)三角フラスコに無水エタノールを入れる。
2)1)にエッセンシャルオイルを入れ、軽く振る。
3)リードスティックを挿し、芳香させる。
時々、リードの天地をひっくり返すと、香りがさらに広がります。
※無水エタノールだけでも香りますが、植物性グリセリンを入れることで蒸発しにくくなり長持ちします。
(植物性グリセリンを加える場合・・・無水エタノール45ml、植物性グリセリン5mlにします)
※エッセンシャルオイルは単独の香りでもよいですし、
2〜3種類をブレンドすると香りに幅ができて楽しむことができます。
上記は、濃度5%にしていますがお好みの濃度にしてお楽しみください。
※リードスティックはフラスコ50mlサイズで10本程度挿すことができます。
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