ローズやゼラニウムのように華やかなフローラル系の香り
パルマローザの精油は
バラのような香気を持っています。
背丈1〜3mにもなるイネ科の植物で
不思議なことに青々とした草から
バラの様な華やかな香りの精油が採れるのです。
パルマローザの精油は
18世紀頃からインドなどで
盛んに蒸留されるようになりました。
ボンベイ(ムンバイ)から
トルコやブルガリアに運ばれ
ローズ精油の増量に使われていたそうです。
パルマローザには、
"motia"と"sofia"の2つの変種があり
私たちが普段「パルマローザ」と呼んでいる
バラの様な香りが楽しめるのはmotia種です。
インディアンゼラニウム、ロシャ、ロシャグラス
と言った別名があります。
*sofia種は香りも成分も異なりますので代用にはなりません。
バラに似た香りの秘密は
「ゲラニオール」や「酢酸ゲラニル」などの
バラ精油に含まれるものと
同じ成分を含有しているためです。
パルマローザ Palmarosa
|
学名 |
Cymbopogon martini var.motia |
科名 |
イネ科 |
主産地 |
ネパール、マダガスカル、インドなど |
抽出部位 |
葉 |
抽出方法 |
水蒸気蒸留法 |
内容量 |
10ml |
ノート |
トップノート |
成分 |
ゲラニオール、シトロネロール、シトラール、リモネン |
おすすめのブレンド |
イランイラン、オレンジ、サンダルウッド、ゼラニウム、ベルガモット |