手作り石けんの乾燥専用!
と、いってもいいぐらいの木箱です。
この木箱は側面と下にすき間があるので
空気が入りやすく、風通しがいい、
それでいて光をほどよく遮るのです。
このすき間は、木箱を何個か積み重ねた時に
特にそのよさが際立ちます。
通常の木箱と違って、積み重ねた際に
接する箱と箱の間にもすき間が
できるようになっているのです。
積み重ねても、どの箱にも
横と下から空気が入るので
中の石けんがムラなく乾燥しやすいのです。
底面に板を取り付けた
スタッキング(積み重ね)仕様のため
高く重ねてもズレずに安心です。
側面約1cmのすき間は風通しだけでなく
石けんの様子やどの石けんが
どこにあるのかが一目瞭然。
特に積み重ねたままの状態で
箱を動かさずに確認できるので
本当にありがたい、すき間です。
すき間から石けんが見える。
積み重ねもOK。
以前、販売のノーネーム木箱や
VEGETABLE木箱もピッタリ重ねられるので
お持ちの方は、上下をこの木箱で
挟み込めば、ノーネーム木箱にも
空気が入りやすくなります。
無垢の木曽ヒノキだけを使い
塗装や防水などは施していません。
素材に無垢の木曽ヒノキを使っており、
木目など木のぬくもりと美しさを生かすため、
仕上げは無塗装です。
時間が経って使い込むほど色合いが
変わっていき、キズも含めて味わいも
出てきます。
そういう木の変化も木工品の楽しみのひとつ。
軽い汚れはよく絞った布で拭くだけなので
お手入れも簡単です。
木工職人が持ち手の穴や
角ばったところを丁寧に丸みをつけて
一つ一つ手作りしました。
ぜひ、やさしい木のぬくもりに
触れておたのしみください。
風通しのよい木箱ですので
石けんの乾燥以外にも
野菜や果物を入れたり
小物入れにもご利用いただけます。
※木箱を床に直置きする場合は
一番下の木箱のすき間から埃などが
入りやすいので中にワックスペーパーなどを
敷き詰めてお使いください。
【商品情報】
サイズ:約W36cm×D24cm×H11.5cm(内寸約33cm×22cm×10cm)
重さ:約850g前後
原産国:日本(長野県)
製造国:日本
【知っておいていただきたいこと】
・木曽ヒノキは柔らかい木材ですので、一般的な木材に
比べるとキズがつきやすくなっています。
・そのため、製造途中や配送中に多少のキズがつく場合があります。
・天然木ならではの節(ふし)、多少の反り(そり)や割れなどが
ある場合もあります。
【お手入れ方法】
ニスなどの塗料でコーティングしていませんので、水洗いはおすすめしていません。 水洗いをすると木が水分を吸収し、黒ずんだり、シミになったりします。やはり、固く絞った雑巾で拭いていただく、あるいは小さな汚れですと消しゴムを使うとキレイになる場合もあります。
『風通しのいい木箱』の工房にお邪魔しました。
最初に買われた後、
しばらくして、2つ目を買われる方が増えています。
自然な風合いのシンプルな木箱だからこそ、
部屋の中で馴染んでくると愛着がわくのでしょう。
作っているのは木工職人の坂(ばん)さん。
木曽ひのきの買い付け資格を持っている方で
質の良い木材を手頃に手に入れるために、
木曽の材木組合に行って買い付けて来られます。
(木曽ひのきは、資格がないと木曽ひのき組合で
直接買えないそうです。)
普段はテーブルや食器棚などの木工家具を
黙々と手作りされています。
元々、この工房は坂さんの師匠だった職人さんが
使われていたのですが、亡くなられたため、
その後を継がれています。
そのため、制作に使う機械は年季の入ったものが
多いのですが、坂さん曰く
「古い機械の方が静かでいい。
最近のものは速いけれど音がうるさくてかなわない。」
とのこと。
もちろん、メンテナンスはしっかりされているので
いまでも機械は最高のパフォーマンスを出してくれているそう。
長く使ってもらうために
少しでも手触りや質感がやわらかくなるようにと
作られています。
角をカンナで丸みをつけ、手触りをよくしているところ。
年季の入った道具をお使いです。
大工仕事に欠かせない道具の一つ
鉋(カンナ)。
木材の表面を削り、美しい表面に仕上げるカンナ。
坂さんが使用している カンナの刃を見せてもらいました。
(上の写真の中心部分)
右が使い始めで、左の刃が何年も使ったもの。
こんなに削られて短くなるものなんですね。
坂さんがこの世界に入られたのは20数年前、
当時イベントや内装の会社にお勤めだったのですが、
仕事で師匠に出会い「自分の天職はこれだ!」
と気づき、弟子入りされたのが職人のはじまりでした。
ほとんど休みもなく朝から晩まで、
この工房で木工家具を作られている坂さん。
本当にこの仕事が好きなんですね。
持ち手の穴を丸くあけているところ。
右に見えるのが穴を開けるドリル機です。
滑らかな持ち手。
木と手作りのぬくもりを感じます。
木工製品を手作りするにあたって、
坂さんが気をつけて いることは、
せっかくの木工製品を長く使ってもらいたいので
できるだけ木の風合いそのものを残しながら
少しでも手触りや質感がやわらかくなるようにされている
とのことです。
長くお使いいただくほど、味わい深くなる商品です。
日本はものづくり国家といわれて久しいですが、
木工職人やガラス職人など、
その道で技と腕をもった職人がどんどん減っているのも現実です。
その背景には大量生産のモノがあふれ、同じ色、同じ形のものに慣れ、
それが普通になっている私たちの生活があります。
そんな今だからこそ、一つ一つの形や色合い、
手触りが異なる手作りならではの木箱が
新鮮に感じ、心が落ち着くのかもしれません。
職人の坂さんが師匠から受け継いできた技と
マインドを表現した一つが、この素朴な風通しのいい木箱です。
長くお使いいただくほど、味わい深くなる商品です。
坂さん(右)とジェリーフィッシュ代表の千古(左)
『風通しのいい木箱』を買われた
お客様からお声をいただきました。
石鹸用の木箱に作られたという事で
楽しみに注文させてもらいました
とても良いです
名前通り風通しがよく
底から横から石鹸を乾燥させるような
作りになっています。
そしてスタッキング出来ること
かすかな檜の香り
書かれていた事
そのままで申し訳ないのですが
そして実際はどーなのかなぁ〜と
心配だった以前の木箱とのサイズと
使い勝手‥‥
これも全く問題なく
外寸がぴったりで スタッキングした時
ズレない工夫もされているし
色も馴染んでいて感激です
見た目 触った感じ 香り 癒されます
‥‥癒し箱?
とても気に入りました
強いていうなら
高さがもう少し低くても良いかなぁ〜とおもいました
石鹸を入れた時上に余裕がある感じがするので
以前の箱はその点ちょうどいい高さかなぁ〜と思いました
牛乳パックくらいの大きさでしか
石鹸作りをしないので
そう思うのかもしれません
石鹸作りが益々楽しくなりそうです
ありがとうございました
(千葉県 S.T様)
以前のタイプの木箱を4つ持っていて、今回の新型1つを追加しました。
使い勝手そのものには大きな差はありませんが、確かに箱の四隅や持ち手が
入る部分の加工が丁寧に仕上げられていて、手にあたった感触が柔らかいの
はとても良いと思います。
箱そのものの重さを軽くできると、もっと使い勝手が良いかなぁと思います。
(私は、木箱を重ねて冷蔵庫の上の空いたスペースへ、よいしょっと持ち
上げて乗せているので。。。)
いつも丁寧な梱包や、お便りをありがとうございます。
ユーザとつながって、ユーザの立場で考えていくって大事ですよね。
(神奈川県 M.T様)